No:
578
タイトル:
GEAR戦士撫子 新Part573
お名前:
プロフェッサー圧縮
投稿日:
2023/11/22 08:49:42
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──まあぶっちゃけた話。
この時期の混乱は歴代フランス王が方々に要らない喧嘩吹っ掛けては頓死とを繰り返したことによるのが大きいです。
流石にあの世にトラバーユ予定だから後先考えない欲望一直線したんじゃあないと思いたいところですが。
仮にマジでそうだったとしても驚きはないと思いますよええ。
それくらい酷かったのです。
◇ ◇ ◇
そうするといい迷惑なのは自国の民と隣国です。
まあもっとも民はともかく周辺諸国も大概似たりよったりではありました。
イングランドは元よりスペインもプロイセンもオーストリアもやってることは大して変わりません。
暇さえあれば1に侵略2に侵略、34も侵略5に侵略です。
正直どの面下げて優雅だ気品だ抜かしてるのかと。
まあ、本質アレだからこそ上辺だけでも取り繕おうと言うところでしょうか?
・・・わたくし?
わたくしは生まれも育ちも文明人ですわよ?
内実蛮族と一緒にしないで頂きたいですわね、ほほほほほ。
◇ ◇ ◇
閑話休題。
フランス王太子を産めなかったメアリーは、夫の死によりフランス宮廷での居場所を失いました。
元々イングランドから亡命してきたようなものですし、親戚筋のギーズ一家は時の摂政母后カトリーヌ・ド・メディシスとの暗闘に明け暮れていて王妃の立場を喪ったメアリーにはほとんど目もくれなかったのです。
◇ ◇ ◇
まあもっとも。
メアリーのスコットランド女王としての立場は押しも押されぬものですし、何ならイングランド玉座にだって手が届く血筋です。
正直なところ、彼女的にもフランスに居座っている意味はほぼほぼなかったと思われます。
なのでスコットランドに帰国するのに抵抗はなかったんじゃないでしょうか。
ただし。
それが本人にも周囲にも幸せをもたらしたかと言いますと・・・・・・まあうん。
人生いろいろありますわええ。