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No:582 タイトル:GEAR戦士撫子 新Part577 お名前:プロフェッサー圧縮 投稿日:2023/12/20 09:26:30 単表示 返信

さて。

リドルフィ事件を語る前に、重要な登場人物について触れておきましょう。

第4代ノーフォーク公爵家当主・トマス・ハワードです。


          ◇          ◇          ◇


ノーフォーク公という名に聞き覚えはないでしょうか?

そう、下半身王最初の再婚相手であり。

エリザベス1世の実母であるアン・ブーリンの母方の伯父こそがこの4代目ノーフォーク公だったのです。


          ◇          ◇          ◇


アン・ブーリンと言えば。

下半身暴走王誕生の一因とも言われ、正妃昇格後も相当やりたい放題で死後まで娘エリザベスに多大な迷惑をかけたことで知られる悪役令嬢の鏡みたいな存在ですが。

当代(3代目)ノーフォーク公的には権力の源泉の一つではありました。

もっとも王太子誕生が絶望的になってからは綺麗に手のひら返したようですが。

まあ大して接触もなかったようでしたから残当と言えば残当ですわね。


          ◇          ◇          ◇


次の王妃キャサリン・ハワードの方が血縁的には若干近く、ノーフォーク公は我が世の春を謳うかと思いきや・・・・・・

ある意味アン・ブーリンより悪い状態に陥ります。

姦通罪で告発されたのです。