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No:527 タイトル:GEAR戦士撫子 新Part522 お名前:プロフェッサー圧縮 投稿日:2022/11/30 10:46:55 単表示 返信

運といえば。

カトリーヌの子女は揃いも揃って出産運に恵まれませんでした。

母后からしてえらい時間がかかったので、そういう血筋なのかもしれません。

まあ子女のほとんどが夭逝しているので生まれる暇がなかったのは事実ですが。

ただ。

歴史を俯瞰するとヴァロワ朝絶対滅ぼすマンだかウーマンが暗躍してたのではないかと。

そんな気にもさせられます。


          ◇          ◇          ◇


実のところ。

アンリ3世がさっさと手を出してマルグリットと子を成していれば、この後の3アンリの戦いは起こり得えませんでした。

・・・・・・いえ、子が早世するのも珍しくなかったですから・・・・・・起こり得なかったは言い過ぎですか。

そもそも3アンリの戦いはギーズ一族が増上慢した結果ですから、多少時期が前後したところで起きるのは必然だったのではないでしょうか。


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まぁとは言っても。

アンジュー公が頓死してプロテスタント首魁のナバラ王アンリが第一継承者にならなければギーズ一派が暴れる大義名分もなかったので・・・・・・

戦闘は小競合いに終始して、主な舞台は宮廷暗闘だった可能性もあります。

まあ史実でも決め手は暗殺と暗殺返しだったので、大筋では変化しなかったかもしれません。

歴史はまこと複雑怪奇ですわ。


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それにしても。

ナバラ王も結局はパリ市民の偏執的な旧教支持に屈して改宗するのですから、最初からやっとけと言いたくなります。

パリ市民も改宗如きであっさり受け入れるのもなんだかなであります。

まあここら辺は現代っ子のわたくしには理解できない感覚ですわね。

昔はもっと宗教依存が激しかったらしいですが・・・・・・

正直想像の埒外であります。