No:
600
タイトル:
GEAR戦士撫子 新Part595
お名前:
プロフェッサー圧縮
投稿日:
2024/04/24 08:39:58
単表示
返信
と言いますか。
実はこの男、直前の北部諸侯の乱の時にも旧教側で活動してまして・・・・・・
あっさり後の秘密警察長官フランシス・ウォルシンガムにとっ捕まってたりします。
まあ大した活動もしてなかったのであっさり釈放された訳ですが・・・・・・
後の動きの不自然さから、この時に『仕込まれていた』との見方もあったりします。
◇ ◇ ◇
と言いますのも。
北部諸侯の乱以前より、放蕩女王メアリーを野放しにしていては旧教反逆の芽が尽きることはないというのが秘書長官ウィリアム・セシル派の見解であり。
近い将来何らかの形で排除しなければならないと考えていたからです。
つまるところがリドルフィはそのための「草」
旧教派に見せかけた埋伏の毒であった、というものです。
◇ ◇ ◇
彼は銀行家であり、その筋でローマ教皇と近しい位置にいました。
その伝でスペインとも交渉があり、何某か小細工を弄するのであれば接触を受けやすい立場にあったのです。
そして事実、彼はローマ教皇から内乱工作の依頼を受けたのです。
◇ ◇ ◇
ついでに言いますと。
ウィリアムは前々からノーフォーク公と政治的に対立していて、先の乱で仕留めきれなかったことを苦々しく思っていました。
ノーフォーク公は大貴族であり、本人はやんわり否定していますが旧教派と見られていました。
つまり。
この機に乗じて「疑わしきは罰する」仕掛けても何ら不思議はないということなのです。