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No:541 タイトル:GEAR戦士撫子 新Part536 お名前:プロフェッサー圧縮 投稿日:2023/03/08 10:03:19 単表示 返信

というのも。

仮にもスコットランド王が暗殺された混乱冷めやらぬ1567年4月23日。

欧州を心底仰天させる事件が起こったのです。

寵臣ボスウェル伯が主君メアリー・スチュワートを拉致監禁し、あまつさえ結婚に踏み切ったのです。


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この話を聞いた其処の貴方。

おまえは何を言っているんだと思いましたわね?

タテマエ上無罪となったとは言え判決が出たのはたったの11日前

ほとぼりを冷ますなんて概念持ち合わせてないんでしょうかね?

露骨とか性急ってレベルじゃねーですわよ。

いやホントマジでマジで。


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アタリマエの話ですが全方面から猛反発喰らいました。

一説によりますと結婚式でメアリーの方は憔悴していたとも言われますが。

まぁ庶民やましてや敵対派閥にとっては知ったこっちゃないですわね。

そんな訳で。

いかにも怪しげな証拠()がさも確たるもののように流布されて・・・・・・

スコットランドにメアリーの居場所はなくなってしまったのです。


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実のところ。

ダーンリー卿ヘンリーを暗殺したのが何処の何者かであるかは現代に至ってもはっきりしてません。

状況的に一番怪しいのはメアリーですが・・・・・・

逆に言うと、誰でも疑惑の目を向けると分かりきってて実行するか? と言われると些か疑問です。

ボスウェル伯も以下同文。

となると、次に怪しいのはメアリー諸共失脚させたいマリ伯一派ですが・・・・・・

イングランドに㌧ズラこいてる彼らにそんな隠謀実行できるのか? といった疑問があります。

まあ何にせよ。

例によって例の如く、真相は歴史の闇の中ということです。