No:
579
タイトル:
GEAR戦士撫子 新Part574
お名前:
プロフェッサー圧縮
投稿日:
2023/11/29 09:38:12
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まあもっとも。
何一ついいことがなかったか? と言いますと別にそんなことはなく。
彼女がいなければ歴史あるイギリス王室の血筋は断絶していました。
そりゃ傍系辿ればいたはいたでしょうが・・・・・・
正統かつ直系が今日まで続いたのは間違いなくメアリー・スチュアートの功績です。
エリザベス1世が王族の勤め果たさなかったとも言いますが。
まあこればっかりは縁ですので。
◇ ◇ ◇
とは言え。
当時王が血を残すなんてのはアタリマエ以前の話だったので当然評価なんぞされませんでしたが。
「宮廷では評価されない項目ですからね」等と嘯いたかは不明ですが・・・・・・
まあ要らない火種だったのは確かです。
◇ ◇ ◇
ただまあ。
ダーンリー卿なんていう『ハズレ』を引かされたのを、彼女自身にだけ問題を帰結するのはちと酷ではないかとも思います。
何しろマトモな結婚候補は悉く邪魔されてきましたからね。特にエリザベス1世とカトリーヌ・ド・メディシスに。
それだけ正統なる血統を脅威に感じてたのでしょう。
実際亡命してたとは言え、王位継承権剥奪されたことなんて一回もありませんからね。
血統書に瑕もないとなればそりゃあ脅威でしょうよ。
◇ ◇ ◇
加えて本人が「我こそはイングランド王正統である」と何かにつけ吹聴してましたから、彼女に問題がなかったとは口が裂けても言えませんわ、ええ。
まあ強硬主張がなくとも嫌がらせはしてたでしょうから歴史は大して変わらなかったかも知れませんが。
結局「君の親戚筋がいけないのだよ」になるのがなんともはや、ですわね。