No:
592
タイトル:
GEAR戦士撫子 新Part587
お名前:
プロフェッサー圧縮
投稿日:
2024/02/28 08:41:04
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そして当のメアリーはと言いますと。
どうやらほとんど関心がなかったようです。
・・・・・・まあ散々っぱら自分の婚活邪魔してくれやがったエリザベスの持ってきた縁談なんぞフツーにノーセンキューでしょう。
誰だってそーしますわたくしだってそーします。
◇ ◇ ◇
特にこの時期は、イングランドと怨恨ありまくりのフェリペ2世の息子ドン・カルロスとの結婚を真剣に考えていた辺りです。
イングランドの都合なんか知ったこっちゃなかったでしょう。
と言いますかこの頃もずっっっっっっと「イングランド女王に相応しいのは私!」言いまくってましたからね。
なんぼ恋愛脳のアホでもこんな見え見え過ぎるハニトラには引っかからなかったのです。
◇ ◇ ◇
まあこの時期だとヘンリーに脳破壊されてなかったので多少は政治的な頭も残っていました。
イングランドに隷従するつもりならともかく真逆なんですから論外of論外という奴です。
・・・ここでちっとはメアリーにも利がある提案しときゃーこの後の展開もう少しマトモになったんじゃないかと思いますが。
当時それやると増長して手がつけられなくなった可能性もあります。
難しいところですわね。
◇ ◇ ◇
ちなみに。
もう一方の当事者であるロバートがどう思ってたかと言いますと・・・・・・
あんまり気にしてなかったようです。
彼は元々浮気性のケがあり、次々乗り換えることに忌避感がなかったと言いますか。
「縁がなかった? そうだねじゃあ次行ってみよう」みたいなところがありました。
そんなだから死んで涙するのエリザベスだけになるんですわ。
まあ一人いるだけマシという考え方もないではありませんが・・・・・・
わたくしは賛同しかねますわね。