No:
598
タイトル:
GEAR戦士撫子 新Part593
お名前:
プロフェッサー圧縮
投稿日:
2024/04/10 08:44:21
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とまあ。
言うほど実効力のなかった破門ですが・・・・・・
タテマエとしてはまぁまぁ有効でした。
名目上旧狂信者であるメアリーを御輿にするには十分であったと言えます。
もはや楽隠居の道は絶たれたのです。
◇ ◇ ◇
まあもっとも。
隠居して余生を過ごす選択肢は端から眼中にないようではありました。
事あるごとに我こそはイングランド王家正統後継者であるとのたまってましたからね。
その意味では処刑ルートは避けようがなかったかもしれません。
少なくともこの期に及んでは。
◇ ◇ ◇
そんなこんなで。
ストーリーofメアリーは最終章を迎えることになります。
前座と言うと何ですが・・・・・・
起承転結の承にあたる事件が幕開けます。
リドルフィ事件がそれです。
◇ ◇ ◇
リドルフィというのは人名で、フィレンツェの銀行家ロベルト・ディ・リドルフィから取られています。
メアリーを王位につけてエリザベスを排除しようと企む教皇ピウス5世からの刺客です。
彼はまず最初にメアリーと接触し、燻っていた玉座への執着に火を付けました。
そしてメアリーをやる気にさせたリドルフィは、次にイングランド大貴族ノーフォーク公に接触しに行くのです。