No:
593
タイトル:
GEAR戦士撫子 新Part588
お名前:
プロフェッサー圧縮
投稿日:
2024/03/06 08:44:03
単表示
返信
さて。
時は流れ、メアリーがヘンリーと考えうる限り最悪の別れをして。
あろうことかイングランドに亡命爆弾を持ち込んで暫し。
イングランド宮廷に一つの陰謀が生まれます。
歩く爆弾のメアリーにノーフォーク公という鈴をつけようという計画です。
◇ ◇ ◇
事の起こりは、女王エリザベスが平民でプロテスタントのウィリアム・セシルを側近としている事態に旧教貴族らが不満を抱いている宮廷力学からでした。
エリザベス自身は宗教融和政策を取っていたのですが・・・・・・
TOPが言ってハイそうですかとなるなら、この後も100年以上戦争したりしません。
その上権力闘争も密接に関係しているのですから、正直やってられないというものです。
◇ ◇ ◇
まぁとは言っても。
放置していいことなぞ何一つありません。
嫌でもやらなきゃならないのが女王のつらいところですわね。
後世でなんだかんだ言われまくる女王ですが、その辺りは同情に値しますわええ。
◇ ◇ ◇
ともあれ。
新教のセシルと(一応)旧教のロバートを同時に重用することでバランスを取っていた(つもり)のエリザベスでしたが、ぶっちゃけ後者に関しては私情駄々漏れすぎて宗教バランスなんておためごかしは誰も信じていませんでした。
旧教側の不満が溜まるのもむべなるかなです。
そんな訳で。
イングランドの宗教内乱は始まったばかりだったのです─────────